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K-POPや韓国カルチャーについての研究

韓国ドラマ『ナムジャチング(ボーイフレンド)』感想

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『太陽の末裔』のソンヘギョ×『雲が描いた月明かり』のパクボゴムという豪華すぎるキャストで話題のドラマ『남자친구(ナムジャチング/ボーイフレンド)』♡ 大好きなぼごみーの待ちに待った新作!ということで、8話まで放送された分までの適当感想です!日本で放送されたら絶対絶対見て欲しいです〜!!!※ネタバレします。

 

 

このハイライトだけでめちゃめちゃワクワクします>< 1話はオールキューバでのロケで、映画のように映像が美しいです。最近の韓国ドラマは海外のシーンが本当に多くて、『トッケビ』ではカナダのケベック、『theK2』ではスペインバルセロナ、『黒騎士』ではチェコプラハなどなど。現在放送中の『アルハンブラ宮殿の思い出』でもスペインが舞台に(ヒョンビンとパクシネというこちらも豪華すぎるキャスト)、来年放送予定の『バガボンド』(イスンギ、スジ主演)ではモロッコが舞台になるそうです。お金のかけ方も映像の美しさも、ドラマの域を超えてますね。この映像美が最近韓国ドラマを好きになった理由の1つです。

 

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余談が過ぎましたが、あらすじ。ソンヘギョ演じるチャスヒョンと、パクボゴム演じるキムジニョクは、キューバの街中で偶然出会います。鞄をスられて途方にくれてたスヒョンを一人旅に来てたジニョクが助けてあげるのです><

スヒョンは有名高級ホテルチェーンの代表。さらに父親は国会議員で、「美人の娘」として選挙活動を応援してきたため、国内ではとっても有名なセレブリティです。親に決められた好きでもない財閥3世(多分)と結婚させられ、結局浮気されて離婚。慰謝料としてもらったホテルの経営が今の自分の全て、という人。しかも、父親は大統領選に出馬予定で、娘であるスヒョンも一挙手一投足が世間から注目されているという。。今まで自分の気持ちは押し殺し、父親を献身的に支える母親の思い描く通りに生きてきた女性です。めっちゃ美人なのに、全然笑わないのが悲しい。

 

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で、キューバで会ったジニョクと会ったスヒョンは、一緒に過ごすうちに初めて笑顔になるんです!キューバでは1日過ごしてバイバイ。いい思い出だったなぁと思っていたところ、韓国に帰国して再会。なんとジニョクが新入社員としてスヒョンの会社に入社するというはちゃめちゃすぎる展開。 なんやかんやあって会社代表と新入社員の恋愛が始まります笑 ジニョクは青果店の息子で、ごくごく平凡ですが(顔はめちゃくちゃイケメン)とにかく優しいいい子。非現実的すぎると思うのですが、ぼごみーの笑顔を見たら好きにならないわけないので仕方ないですね。

 

もちろん周りからは超反対されて、特にスヒョンの母親やホテルの資本を持ってる元旦那の実家からとんでもない圧力がかかります。社員の中でも相手は誰だ?って噂が広がるんですけど、スヒョンが社員達の前でスキャンダルについて問い詰められてるところにジニョクが進んで名乗りをあげるんです!めちゃめちゃかっこよい。スヒョンも、初めて親に反発して好きなように生きる!と宣言します。でも圧力はどんどん過激になって、、というところです。

 

 

ここ最近の韓国社会ではフェミニズムの活動が活発になってきています。今までは抑圧されながら父親を支えるために、親が理想とする生き方に何も言わずに従ってきたスヒョンが、初めて自分の気持ちを声に出して行動に移してる。今韓国社会で声を上げている女性達になんだか通じるものがある気がします。だからこそ、スヒョンとジニョクには負けずに絶対幸せになってもらいたいです〜!ハッピーエンドじゃないと許さないからな。

 

でも新入社員と会社代表の恋愛はやっぱりありえない笑

メリークリスマス!(暇)